朋有り、帝都より来たる。亦た楽しからずや。
独身をこじらせた、おっさんだらけの女子会、(愚痴)ポロリもあるよ。
昔同じ会社の同じ部署だったWさんとTさんが旅行で愛媛に来たよ。
Wさんは頻繁に愛媛遊びに来ているですけど、
Tさんは初四国上陸。おめでとう、おめでとう、
父にありがとう母にさようなら全ての子供達におめでとう。
で、海と山とどっち行きたいか聞いたら「海」との事でしたので、
道後〜今治〜しまなみ街道〜大三島(大山祇神社)の
海岸線が綺麗なコースをチョイス!
吾輩ナイスホストっぷり!
とか、思っていたのですが・・・
何ででしょうね、Wさんが四国来ると絶対
雨(´・ω・`)
晴れた日の伊予北条〜今治の196号線はすっごい綺麗なんですけどね・・・
Wさんの雨男っぷりはガチ。
で、今治城を見学→しまなみ街道→大三島

じゃじゃーん。日本総鎮守「大山祇神社」
シノハラさんは、幼少の頃よく祖父と船に乗って参拝に来ていました。
でも、いまは自動車でココまで来られるって言うのがすごく不思議な感覚です。

拝殿前

拝殿前広場に有る楠木
樹齢2600年(と、言われている)、神代の頃より此処におわす姿の
なんと雄々しくも幽玄な様には言葉も出ません。
で、そんなこんなで参拝を終え、我等三人衆いざおみくじ!という流れに。
Tさん
(*´ω`) こういうのは、何も考えずに、心で選び当てるんだ。
拙者
(`・ω・) さすがTさんっす、正しい事言うっス。
Wさん
( ゜∀゜) 笑止!オレはじっくり選んでやるぜ!!!
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結果発表
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Tさん 小吉 「ちょっとした願い事が叶うよ、良かったね。」 (*´∀`)ほくほく
拙者 半吉 「好きにすればいいよ、でも行動はお早めに。」 (´・ω・)はーい
そしてWさん・・・
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!けっして僕らの期待を裏切らないWさん!そこにシビレるあこがれるぅ!!!
もぅ!美味しすぎ!!Wさん美味しすぎですわ!!!
リアルに凶を引き当てる人なんて、30年生きて来て始めて見た!!!
良いもん見させてもらった!!!メシウマです!ごっちゃんです!
Wさんリアルにこんな感じでした → orz
その後、宝物殿、海洋博物館をじっくり堪能、
我が国の誇る国宝、重要文化財で眼福。
男子一度は訪れるべし、胸が熱くなりますよ、本当に。
此処で、大変な事態が起こる。
あの、普段氷のようなクールな見た目と冷静な判断力で定評のある
部署でも一目置かれていたTさんが・・・
(*´ω`*) ・・・シノハラ君・・・オレ・・・鶴姫に恋をしたかもしれない・・・・
( Д ) ゜ ゜
ええええええええええええええ!?
鶴姫とはこういうお方(Wikipediaより一部抜粋
大祝 鶴姫(おおほうり つるひめ、大永6年(1526年)? - 天文12年(1543年?))は、
戦国時代の人物で、伊予国大山祇神社(愛媛県大三島)の大宮司・大祝安用(おおほうり やすもち)の娘。
兄に大祝安舎と大祝安房。
詳しくは
こちら500年の時を経て、出会ってしまった二人・・・
片や戦国の世にその短い命を散らせた女性武将・・・
片や現代と言う戦国時代を生きるバスの運転手さん・・・
なんて悲しい物語なんだ!!!!うわーん!
あ、Tさんは前の会社を退職して、今は気楽なお江戸のバスの運転手さんです。
もしかしたら、Tさんは鶴姫を追って瀬戸内の海へ入水してしまうかもしれない!!!
大変!!
Wさんしっかり見張っといてね!!!
( ゜д゜) ねーよ
でも・・・Tさんの気持ち・・・わからなくは無いなぁ・・・
こう・・・叶わない、結ばれない恋・・・どうしようもなく離別してしまう恋・・・
まさに・・・
プラトニック!!!!Tさん、プラトニックなう!
ポエムが一本かける!いや!
もう「蝉時雨」的な小説が一本いけるんじゃないでしょうか!?
芥川賞受賞ではないでしょうか!?
賞金もらったらTさんはきっと大三島に豪邸を建てるに違いない!
そして、Tさんは・・・一人鶴姫を弔って生きてゆく・・・
うわ、せつな!
なんかいいですね、
ちょっとヘミングウェイっぽくもありますね・・・
いいなー、Tさん、大三島に豪邸建てたら遊びに行くね!!
と、まぁ
この日の大三島はいつもよりもニギニギしかった事と思います。
で、この二人の宿泊地は道後のホテルでしたので、
道後まで送りました。
僕はてっきり、今日の疲れを道後温泉で癒すんだと思っていました・・・
( ´ω`)゜д゜) ホテルに風呂あるし・・・
馬鹿な!!!!今日一番の衝撃!!!
わけがわからないよ!!!
道後に来て道後温泉に入らないなんて、
ショートケーキを食べてイチゴを残すような残虐行為だよ!!!!
( ´ω`)゜д゜) あー、次ぎ来たら入るわ
イチゴ腐るよ!!!次っていつだよ!鬼が笑うよ!
こうして、頭に「馬鹿」が付く弥次さん喜多さんを相手に
拙者の瀬戸内観光は幕を閉じるのでした・・・
帝都の皆さん、この馬鹿二人を見かけたら石投げてもいいですよ!
まったく、道後に来て温泉入らないとか、本当に理解に苦しみます。
ちなみに、この馬鹿二人は翌日広島、宮島観光だったのですが・・・
多分雨だったんだろうなぁ・・・あえて聞かないけど・・・