旅の友として、
その旅のテーマに沿った文庫本一冊を鞄に忍ばせておく・・・
その本に描かれた遠い昔話を、
僕達は時計の針を逆方向に辿りながら旅をしているって思ったら
素敵じゃないか〜!?ん〜!?
で、僕ちゃん今回鞄に忍ばせたるは

池波正太郎「むかしの味」
これを読みながらヨダレその他を垂れ流しながらの道中でした。(汚い!
んで、イベントも終わり、
「どぜう」やりたいと前々からhaggy殿に駄々をこねていまして、
それならばと二人して浅草へ繰り出す事になりました。
そこで、特に二人は何を示し合わせたでもなく、
鞄に池波正太郎の本を忍ばせていたという・・・こういう事象がよく見られる我々。
で、「駒方どぜう」本店は浅草と言う事で、
haggy殿が「池波正太郎記念文庫」に行ってみたかったらしく、
自分はそんな素敵なものがあった事すら知らなかったので、同行させてもらう事に。

で、行ってまいりました。
図書館の中にあって、誰でも無料で見学自由と言う素敵スポット。
興味のある方は是非一度足を運んで見るとようござんすよ。
感想ゴチャゴチャまくし立てるのは野暮もいいところなのでアレですが、
やっぱり池波先生は多作なんですよね。
あんなに本を書いて絵を描いて美味しいもの食べて旅をして・・・
僕ちゃんまだ両手両足くらいしか歌物の音楽描いてないよ・・・
お絵描きも、ペンタブ持つとおかしな筋肉痛が起こるよ・・・
ジローちゃん、
池波先生に負けたくない!もっと美味しいもの食べたい!(そっちかー
と言う誓いを春の浅草に宣言す。
偉大な先人を乗り越える、これは簡単な事じゃない。
しかし、どうしたって現代人の我々が求められるのはそこじゃないか・・・。
もっと美味しい物を食べろという事じゃないか・・・(そこなの?
で、haggy殿に駄々こねて(35歳)つれてきてもらいました!

駒方どぜう本店!200年の老舗!この建物は昭和8年築!
シノハラさん、移転前の渋谷支店の近所に住んでいた事があったので、
渋谷はその時言った事あったけれど、本店だ!初だ!良いなぁ!嬉しい!

・・・御禁制の品・・・
シノハラさん、もう今以上に敵は増やしたくないので一言だけ・・・
命に序列をつけるようなマネはしたくないです、
「いただきます、おいしいです、ありがとうございます」で良いと思います。
この辺グチグチ言い出すと長いよー。ペリーがー、油がー、ヒゲがー
あ、でも最近はそうでもないかなぁ?
シノハラさん頑張って「そうせい候」を目指しています。
そして胸張っていうよ「鯨さんおいしいです、本当にありがとう。」
シノハラさんも、降りかかる火の粉は全力で払うけれど、
いつの日か山ですっころんで頭打ったり、
猪にふくらはぎ持って行かれたり、猿や熊にかじられてもイケメンスマイルでいるよ。
井戸に落ちた蠍の後悔を胸に留めて、静かにご飯になるよ。
池波先生の話の男達みたいに爽やかな野郎共でいたいよ。
一地方の何の力ももたないおじさんが出来る事はココまでだよ。
全体主義、理想主義、主体思想ではないシノハラさんは、
自分自身の完成に手一杯で、人様の考えまでに口はもう出せないよ。
でもさぁ、ほんとさぁ「保護」の為ならシノハラさんだって遠慮するけどさぁ
なんか話をすり替えすり替えでごり押しじゃないですか?どうなんですか?
「保護」はあって当然、やりすぎは諌めるべきと思うけど、手法はアレで良いのかな?
なんかやり方がずれてる気がするんだけどなぁ。
みなさんシノハラバッシングですか?ジローバッシングですか?
って、まぁ議論を辞めない事もひとつ大事だとも思いますよ。
あ、やっぱり長くなっちゃった・・・(ダメな男
それにしたってビールに合うからシノハラさん困っちゃう。

どーん!ぐつぐつ!!やっぱり春はこれですよねー。
ビールからお酒にシフトして、はふはふ言いながらつっつくどぜう美味しい!
haggy殿とアレコレ言いながら飲む酒美味しい!
ジロー庵わきを流れる小川にも、最近沢蟹が帰ってきたりして。
みんなどっこいたくましく生きてる!そしたらまた、
ジロー庵の田んぼにどじょっこだのふなっこだの・・・
鰻も帰ってくるかもしれない!!どうしよう!こまっちゃう!!!
コンクリートで全て固めた事は過ちだったとしても、
人はそれを改めて作り直して行こうって、
口じゃなくって手を動かしている人も沢山居るよ。
そういえば、空港から都心に向かう時、
羽田沖で潮干狩りやってる人達がいて、すごくいい景色だったなぁ。
・・・あ、でもまだ禁猟区とかじゃないの?あそこ・・・
管理どうなっているんだろう・・・ここに書いちゃまずかったかな・・・
まぁ・・・いいか・・・(てきとう
きっと、誰も知らないし知られない事をやってのけた人達が居るのだけれど、
その人達がやっぱり口じゃなくって、手を動かし、足を前に出したから、
あんないい景色を見ることが出来たんだね、僕ちゃんは。
顔も知らない人達だろうけれど、かっこいいぜ、ありがとう。
そして、口出すだけか、手足を出してみるか、人間はどちらも選べるよ。
そして皆さん、シノハラさんには口も手足も無用・・・
黙って金出せ(サイテー&台無し
そんな事を多分haggy殿と話していたと思う。(酒で曖昧な記憶
それと、haggy殿に初日の打ち上げでイケさんと語っていたような
「浮いた話が無いなー」って言う愚痴をずーーっと聞いてもらっていました。
ただ、その辺の色恋事は「mizuka」さんが聞くの上手らしく(心理系学部卒)
「そういう話はmizukaさんにしなさい。」と言われた。
うーん、じゃぁいつかmizukaさん道後に招待して、
ずーーーーっと愚痴聞いてもらおう(迷惑だなぁ
その後、色々ハシゴしながら昼〜夜更けで酔っ払って、
最終的にhaggy家に泊まらせてもらっちゃいました。
翌朝御内儀のお手製朝食付き。もう至れり尽くせりとはこの事です。
カフェオレ、プレートにトースト、スクランブルエッグ、ソーセージ・・・
ヨーロッパのホテルかよ・・・
と、僕ちゃんが食客を気取っていられるのはhaggy家のおかげなのであります。
そう言えば、御内儀や御息女は僕の愚痴に何て言うだろう・・・・?
はぁーグズグズ・・・
御息女も大きくなられていたなぁ、
両親共に身長あるから、大きくなるだろーなー。
僕ちゃんの身長は20年前に止っちゃったよ・・・グズグズ
御息女へのお土産も、だんだんレディーに似合うような、
粋な絣の何かにシフトしていかねばならないなぁウキウキ。
と、そんなこんなでhaggy家を後にし、春の帝都の旅を終えるのでした。

ジローちゃん、空の旅の終着地はいつもココ、「カフェ・のボール」をよろしく。