
東京へ!東京へ!
新幹線は、ジローちゃんのおんがく道をばく進する!
はたして、東京でジローちゃんを待っているのは、
何だろうか!?

鰻が待っていた!
と、いう訳で
浅草「やっこ」でhaggy殿と鰻を食べました。見よこの夢の如く景色を!
かつて、勝海舟、ジョン万次郎も通ったと言う「やっこ」の鰻!
まるで羽毛布団のように肉厚でふんわりとしていて、
さっぱりとしたタレと、ジューシーな鰻の油が絶妙に絡み合い、
天にも昇る美味さでした。いやほんとうに。
このお店、お酒のラインナップも充実しており、
「伯楽星」というお酒を始めていただきました、
お味の第一印象は京都風、でもキレのある優秀なバランス型?
「石鎚正宗」と良い勝負な感じで美味しいお酒でした。
お店の内装も素敵で、誰かと連れ立ってならこのお店は居心地も良く
軽い接待にも、とても良さそうですね。
こう、帝都で食べる鰻の値打ちと言うのは
さっぱりと、くどくない所にあるのでしょうね、きっと。
こんな大きなお重をぺろりと平らげても、ちっとも胸がむかつかない。
事実、お年を召したご婦人がお一人で、ものっすごいニコニコしながら
お酒を飲みつつ鰻重食べていらっしゃいまして、
あー、なんだかカッコいいなぁと、haggy殿と二人で話していました。
シノハラさんも将来あのご婦人のようになりたいなと思いました。
関西風の香ばしく、歯ざわりの楽しい鰻もシノハラさん大好きですけれども、
あれはなんていうか「上等の焼き魚」なんですよね。
お重や丼にしっとりふわふわに、
きりっと炊かれたご飯と馴染むのはやっぱり関東風の鰻であって、
同じ鰻と言えど同列に語ってはならない物なのだなぁと思いました。
帝都で関西風の鰻が食べたかったら銀座の「ひょうたん屋」が安くて美味いですよ。
その後、haggy殿と明治神宮を参拝し、
かつて自分の暮らした町をhaggy殿と散歩しながら飲み歩いていました。
その中でhaggy殿は将来「私塾」を作る!と語っていましたが、
じゃぁ僕も「楯の会」みたいなのを作ろう。
採石場跡とか買い取って、訓練したり(何の訓練!?)勉強会を開いたり、
皆でライスカレーや豚汁作ったりもします、きっと楽しいぞー。
って、それってただのボーイスカウトじゃないかとかそんな突っ込みは無粋ですよ。
いや、まぁ、その通りなんですが、そこは「大人のボーイスカウト」
夜のお楽しみも盛りだくさん!(だめだこいつ
翌日、コミケ参加を無事故無違反で終え、

表参道の「そば処仙波」で打ち上げ的な。
ここは立地のわりに気取っていなくて安くて、
お酒も飲めて煙草もパカスカ吸えるおじさんのオアシス。

大晦日と言えど、やはり東京駅は大混雑で、
普段山奥に引篭もっている自分は目を回してしまいました。
コミケの混雑はよく訓練された連中の混雑ですから、
他人の導線も読みとりやすいし、わりと平気なんですが、
やはり駅構内となるともうカオスですよね。
人ごみを避けるために真剣にもう一泊を考えたくらいです。

新幹線から富士山がとても綺麗に見えました。あと、伊吹山も綺麗でした。
東海道線を辿る事は故事歴史神話を辿る事と言っても過言ではありません。
そして、岐阜、滋賀、京都の景色が好きです。それにしたって静岡は長い。
ほかに、新幹線の車内でグーグルマップで駅一区間のおおよその距離を測って
クロノグラフで時間を計って速度を割り出してニヤニヤするが事の他楽しい。(正確とは言ってない

そして、無事おうちに帰り着きました。
自分への東京土産、それは「とんかつ弁当」!
やはり、おんがく道を驀進する男の土産は「とんかつ弁当」!(ここがこの記事のハイライト

正直中身は「幕の内弁当にちょろーんとペラいトンカツが乗っかってるだけだろーなー」
とか思っていましたが、凄いしっかりしているトンカツでちょっとびっくりした。
「うん!これならいい!」
と、「行く年来る年」を見ながら
ビールでトンカツ弁当をやっつけつつ年が明けました(なんだかなー
・・・って「おんがく道」じゃなくって
ただの「ごちそうさま紀行」じゃないかとかって突っ込みは野暮です。
おれの恋人は音楽や!