誰もが心の何処かにパズーを宿しているんすよ。
パズーはアレなんすよ、冒険、探求、小さな恋の象徴なんすよ。
それらを包括して「男の浪漫」なんだよと。
なーんてことをここ最近ずーっと考えておりまして、
そういえば、以前友人とお話していたときに、
「うちの子もう中学生だけど、未だにプラレール好きでー、
可愛いんだけど、ちょっと子供っぽいところあるかなーって、そんなもんかなー」
なーんて事を言っておりましてな。あ、ちなみに母親ね、おっかさんね。
プラレール?
全然OKだよなぁ!なぁ野郎共。
プラレール、それだって男の浪漫の一つだと思うんですよね。
あのへんね、やっぱ女親ってのはちょっとこう
そういった「男子の癖」的なものに理解に難しいところがあるのかもしれませんね。
まぁそれもね、成長の、自立と自律の過程の一つだと思うんですよね。
シノハラさんもね、何だかんだで40年生きてきて、
いまだにミニ四駆で喜んでるからね?あれも男の浪漫の一つだからね?
あれもなー、やっぱ中学生くらいまでいじり倒していましたしね、
そんで私の場合、
成長につれ一端飽きる・・・と言うより、興味が別の物事に移ったりして
ミニ四駆いじらなくなったりするわけですな、
だからと言ってそれは必要ないものになったのでは決して無く、
ふと何か疲れきって寂しくなったり、物事が行き詰ったり、
あらぬ誤解を受けたり、自分のあずかり知れぬところで陰口を叩かれている事を知ったとき・・・
ふとミニ四駆をね、箱からパカっと取り出して、電池を入れて
スイッチをONにしてみるわけです。
そしたらね、語りかけてくるんですよ、チョワァアーーーーー←あの音
「久しぶりだな!俺は今でもガンガン走れるぜ!?お前はどうだい?」
へへっ・・・バカヤロー
俺だって、いまも走ってるさ、全力でな・・・
・・・って。
いい!かっこいい!!
これが男の浪漫っちゅうもんやで!
そして、一万円札を握り締め、
ホビーゾーン、富士教材(ローカルネタ)に出かけてゆくと言う。
まぁね、おっかさん連中にはちょっと難しいかしら〜☆
なんてね、そんなもんなんだろうなと。
むしろ健全なんですよ、
そうやって好きな事、夢中になれる事があれば、
そっから色々話も広がっていきますし、
プラレールなんかも如何に
安全走行しつつ過密ダイヤを如何にクリアできるかレールのレイアウトを考えたり
その車窓から見えるであろう景色に思いを馳せたりしているのでしょうよ。
そしてもう少し歳を重ねたら、
ひとりで青春18切符を買って大冒険に出かけたりする訳ですな!
ナイフ、ランプ鞄に詰め込んでね!冒険の旅に出るんだな!
ああ!いいですね!四国来たらおじさん所よってらっしゃい!!
そうやって少年が何かに夢中になっている姿を見るのおじさん好きだわ。
そういえばシノハラさんの伯父は鉄道技師でしたが、立派な人ですよ。
そう、将来そんな道だってあるかもしれませんからね。
本人が楽しげに夢中になっているのなら放っておいて吉、
何かその本人だけで成し遂げられないけど成し遂げたいソレがある時、
請われたら、おおいに相談に乗るくらいの気持ちでいいんじゃないでしょか?
まぁ、あと蛇足ですけど、
シノハラさんそういった模型趣味なんかが良い方向に働いたのか、
会社勤めの時とか同じ趣味の上司と話が合って、
大いに良い酒飲ませてもらったりもしました。はい。
煙草と同じで良きコミュニケーションツールだったりもしますから、
やっぱりホビー全般良い物ですよ。なんたって「男の浪漫」ですから。
男には自分の世界がある、例えるなら空を翔る一筋の流れ星ですから。ルパンルパーン←
あ、ところでさ、シノハラさんのマシンみてっとくれよ

はいかっこいー