愛知は北設楽郡設楽町は関谷醸造は「明眸」純米造りを頂戴した、それも一升で!
ありがとうございます。

ケの日はワンカップニンゲンからすると一升瓶の安心感と言ったら無いね。
米の味がすごいするコクのあるいいお酒だ、根菜の惣菜がよく合う。
長野、岐阜から下る水と風が愛知で出会い醸され愛媛のシノハラさんが楽しむ・・・
ほんの半世紀前なら考えもつかなかったことだ、
自然よありがとう、職人よありがとう、物流よありがとう、
インフォメーションテクノロジーよありがとう、
人に、文明に、今日と言う日に乾杯!ぱんかい!プロージット!ゴーラム!
と、地酒を飲みながらgoogleマップで産地の道路河川を見つつgoogleアースで観光をし、
その土地の歴史城郭寺社民俗学風俗動植物を調べるのちょう楽しい。
なんなら実際行って観光したい。何ならそういった仕事に付きたかった・・・
この辺りは古く三河駿河の境で加茂郡と称し加茂と言えば松平氏が賀茂氏の後裔ですな、
徳川家康公のご先祖も、この設楽町辺りえっほっほ言いながら
狩猟や林業とかやって矢作川や天竜川に材木流していたかもしれないと考えると面白いですな。
・・・愛知、また観光行きたいですな、熱田神宮と蓬莱軒行かねば行かねばと思いながら
四十も年を過ぎてしまった、人生は短い、そして長い。あとアレ、犬山城も行きてぇなぁ。
話は変わって
シノハラさん、夕餉に納豆をかき混ぜながら
「・・・そう言えば本格的な藁に巻かれた納豆って食った事ねぇ・・・」
ってシンキング。
だもんで、わざわざ箱根の向こうからお越しいただきましたるは
水戸は「天狗納豆」

シノハラさん思ったね、
シノハラさんはお釈迦様の掌の上でイイ気になってた納豆斉天大聖だね。
四十年そこそこ生きて来て、それなりに人生経験積んだとか思ってたね。
馬鹿野郎だね。

コレね、アレだね、
水戸「天狗納豆」を知る以前のシノハラさんと知った後のシノハラさん、
これ歴史の分岐点、人生の分水嶺ね。
藁で巻いた納豆食べたシノハラさんネクストシノハラさんだかんね。
あんね、あのー、別にパックで売ってる納豆がね、
美味しくないとかそういう事を言ってんじゃないのよあたしゃ。
スーパー行ったらお値打ちで販売してくださってますし、
庶民の味方ですよ、えぇ、本当に。
ただね、これ食べちゃったら
「・・・もうずっとコレが良い・・・」
ってなっちゃった・・・口が驕るってこういう事ね。
ある意味知らなきゃよかった、
納豆井戸の中の蛙で良かったのかもしれない・・・
でも知っちゃったんだよなー・・・
あのねー、なんつーかねー、最初正直
「パック詰めよりクセやアクが強かったりするのかなー」なんて
思ってたんですけどねー・・・まぁ一度皆さん試してみて欲しいですね。
特に西日本の人間はそうじゃないかなって思うんですけど
人生の分水嶺になると思う・・・。
ホント美味しい物を知るという事はある意味罪だよ。
だってさ、なんてかさ、牛丼太郎(おせわになりました)じゃないけどさ、
「納豆丼」とか言われたらさ
「あぁ、苦学生かな?」とか思うじゃん?
でもさ、今のシノハラさん
「カツ丼」と「天狗納豆丼」どっちか選んでって言われたら
すんごい悩む。ほんとに。あぁどっちも食べたいなー良いなーって。
口が驕るものは久しからずですよ、自制しよ。
あぁ、もうやだ、こんな気持ちになるのなら生まれてこなければよかった。
本格的な納豆があんなだなんて、知らずに生きてた方が幸せだったかもしれない。
しかし知ってしまった、もうあの頃の自分に戻れない・・・
青春はもう返ってこないけれど
大人には大人の魅惑の甘美な世界が有る・・・嗚呼
・・・四十にして大人の階段上った・・・僕はまだシンデレラさ・・・
も、さー、西日本のスーパーマーケットじゃ藁巻の納豆とか売ってないもーん、
よしんば売っていたとして絶対安売りなんてしてくんないじゃーん、
あーあーあーあぁぁぁー
そして鹿島神宮も一度は行ってみたいってずーっと思って
ずーっと行けてないんっすよねー・・・はぁ

お取り寄せついでに手ぬぐいも買いました、
しびー、かっこいいぜー(喜
これをマフラー代わりにして納豆元気に食べて
シノハラさんも坂東武者になるぜ!
愛知の地酒を飲んで三河武士にもなるぜ!
そしてシノハラさんは瀬戸内海賊の血もちょっぴり受け継いでるぜ!
ここに薩摩示現流的な何かしらも加えたい・・・さつま揚げ?芋焼酎?
荒くれサラブレッド!(願望