2024年07月19日

市役所に・・・

お金を支払う用事がありました・・・

市役所に!

お金を!!

支払う!!!


・・・正確には納める

用事が有りました。
何日も苦労して稼いだ銭も、役所に納めるときゃ一瞬。
まったく私、無位無官無芸大食賞罰無しの、
それはもう気弱でお上にゃ従順の、模範的で善良な一般市民。
しかしそれを続ける事すりゃ楽なこっちゃねぇよ、トホホー・・・
なんて、一人クサクサ嘆いていても仕方ない、
クサクサついでに道草食って、営業再開となった道後温泉本館見物して行くか〜。
PXL_20240712_012819619.MP.jpg
おほ〜、囲いもとれちょるとれちょる〜。
でも、混んでるだろうから椿湯でさっぱりして帰ろう。
なんてウキウキで行ったらば、なんかちょうど時間帯によるものか空いてまして、
じゃあいっちょ本館のお湯頂戴して帰るか〜。
と、何年かぶりに「大人一人、神の湯階下で」って口にして、
道後温泉本館の浴場に浸かって感無量でしたね。入場券もデザイン変わってました。
PXL_20240712_020432599~2.jpg
内装はほとんど変わっていませんでしたが、
導線がちょっと変わっておりました。
昔、詰所?だったところが売店になっており、
男湯は西と東の2か所浴場が有ったところを、西(左手)が女湯、東(右手)が男湯になっちょりましたね。
もしかしたら男湯女湯は入れ替え制になったのかな?そんな事は無い?
男湯か女湯か、暖簾をよく見て進みましょう。間違えたらたいへんへんたい。

あと、風呂入ったら無料になる駐車場(冠山)の券にハンコ押す機械は、
あの中央廊下のほぼ同じ場所にありましたよ。
知らない人の為に言うと、廊下にパンフレット置いてる所に小っちゃい白い機械が有るので、
それに駐車場(冠山)の券差し込むと、たしか一時間程無料になりますよ。

まぁ、そんなこんなで、
白鷺と少彦名命を癒した道後の湯の神通力!でシノハラさんの機嫌も癒され、
風呂でさっぱりした観光客のふりをしながら、ホクホクでお家帰りましたとさ。
PXL_20240712_020504566.jpg
皆さんも、この夏は遥か神代よりのリゾート地、
聖徳太子も癒されに来た(という事になっている)伊予松山は道後に遊びにおいでよ!
そして道後温泉でぼくとあくしゅ!
posted by ジローシノハラ at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年07月07日

土佐の佐川のまる美食堂で

449782820_7695845197179151_895560440467853793_n.jpg
シノハラさん高倉健セット食うを見た。(詳細は「幸せの黄色いハンカチ」にて)
ラーメンとカツ丼、それは男の御馳走。
豊かに満たされる男達の静かなパーティータイム。

・・・赤星は・・・まぁ、勘弁してくれ。運転すっからさ。
と、シノハラさん土佐は佐川町の「まる美食堂」で、
高倉健セットやって来たと言うお話。

以前、やはり土佐は大豊町の「ひばり食堂」でカツ丼食べて、
「・・・食堂・・・良いよな・・・」なんて、
OSAREなカフェバーだバルだトラットリアだのも良いけれど、
俺にゃぁこんなのがちょうどいいや・・・と思っていて、ふと
高倉健セットやりたいなぁ・・・なんて常々思っておりまして、
かといって、「ひばり食堂」はなんせカツ丼が巨大すぎるし、
混んでて今一つ落ち着かないかなぁと・・・
なんてか、トラック野郎一番星とかに出てきそうな、
ドライブがてらふらっと立ち寄れて、尚且つ味の良い、
こう、なんか、シノハラさんにちょうどいい具合の
ドライブインやらロードサイドの食堂なんて近場に無いもんか・・・
あった、ありました「まる美食堂」

店内の雰囲気たるや、まだ私が幼少の頃、
父の自動車に乗せられて、
あちこちドライブ連れて行ってもらっていた、
昭和のあの頃そのまま。
棚には漫画がずらり、ジュブナイルの金字塔の一つ
「土佐の一本釣り」もある。

土佐の一本釣りを読みながらしばらくすると、
湯気立つラーメンとカツ丼が運ばれてくる・・・
ラーメンをひと啜り、その味は・・・その味は・・・

そう、それはシノハラさんがまだ幼き日の、
城下町に暮らしていた頃の、遠く暑い夏の日の思い出・・・(なんか始まった
夏休みも中頃の、松山城下にかつてあった市営のプール。
蝉の声と子供たちのはしゃぎ声は、
青空を背負った入道雲を駆け上るように響き渡る。
帰る道すがら、引率の爺様に連れられて入った食堂で供されたラーメンは、
プールではしゃぎ疲れ、冷え切った体の中を熱いスープが駆け巡り、
優しかった爺様のニカッとした笑顔と、プール帰りのラーメンの美味さに、
幼き日のシノハラさんも思わずニカッと、二人笑顔を向かい合わせたのだった・・・


その時のラーメンの味がしゅる!!!


お・・・おでぇ・・・おで、こりだけでよぉ・・・
もぉむねがいっぱいになってよぉ・・・
あン時のよぉ・・・気持ちだけでよぉ・・・
45年間よぉ・・・地獄みたいな社会をよぉ・・・
他人の邪念悪意に晒されながらもよぉ・・・
きっと生きてこられたんだってよぉ・・・
今よぉ・・・今ようやっと気づけたよぉ・・・

・・・

そしてカツ丼である。
そもそもこのカツ丼、
蓋がしてあったのですが蓋が閉まってない、浮いてた。
どういうことかと言いますに、盛られたカツの上に蓋が帽子になってるっていう話。
んで、カツが丼にぎゅうぎゅう、とんかつなのにぎゅうぎゅう(牛々)とはこれ如何に。
「あ、なんか隙間あるわ、カツ詰めとこ」みたいな。
なんか土佐人はトンカツも皿鉢料理と見なしているところ・・・あるかもしれない。
甘辛いカツ丼の味付けは、さっぱり味のラーメンのスープとも相まって、
ノンストップ、ドンストップ。あっという間に平らげてしまいました。
449930251_7695845453845792_3022128482324886597_n.jpg
店が空いていた時間帯だったからか、
食後にご亭主が缶コーヒーご馳走してくれた。
店を出て、頂戴した缶コーヒーで煙草を一服しながら見上げる
空の青さ煌めく夏、麗し土佐にある〇書いて美し、ひとよんでまる美食堂。
梅雨の晴れ間に訪れた、麗しき土佐のラーメンとカツ丼。
腑抜けのサンピン男ジローシノハラも
この、ラーメンとカツ丼をやっているこの瞬間だけ、
ちょっぴり高倉健になれる・・・そんな気がする・・・(勘違い)
幸せの黄色いハンカチはシノハラさんにはなびかずとも、
幸せのラーメンとカツ丼が南国土佐にはあったのだ・・・
シノハラさんは、またひとつ砂漠の井戸と出会ったのかもしれない。


・・・次、味噌ラーメンとカツカレーとか美味しそうかもしれないな・・・・へへ
posted by ジローシノハラ at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記