2024年12月16日

歳歳年年ラーメン同じからず

かつて、今治市にあった新福菜館は既に無く、
松山市の銀天街ラーメンショップも去った・・・

私は戸惑う。
まさに今、眼前に提供された湯気立ち昇るラーメンが、
まるで目に見えぬ大いなる力かなにかに、
すうっと空に攫われて行ってしまう様な・・・
何かそんな不思議な空虚感、脱力感、無常感に捕らわれてしまった。

私は彷徨う。
遠く昔、まだ字も読めなかった頃でも開き、その描かれた
砂漠の景色を眺めていた「星の王子様」
その砂漠に今私は降り立ち、手の届かぬ星空と
何処までも続く砂の丘陵に隠された
井戸ではなくラーメンを求めて。
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んで、そんなこんなで紅葉狩りがてら内子町へ、
前からずーっと行ってみたかった「ストライク軒」行っちきち。
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なんとなーく勝手に、その店の名前や看板ロゴの雰囲気から
「ホープ軒」をぼんやり想像していたんですけれど、
麺もスープも真逆と言っていい、これまたシノハラさん大好きな
昔ながらも洗練された、透き通ったスープの醤油ラーメン。
スープのしょっぱ甘さと、程よくちぢれたツルツルの・・・多加水麺って言うんですかね?
まさにシノハラさんのハートにストライクな一杯でした。
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もう一つ、ここストライク軒内子店名物のジャンボいなり寿司
赤ちゃんのニット帽かと思った・・・
これまた愛媛的な甘じょっぱさに柚子の風味が利いていて好きな味。
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年年歳歳ラーメンの美味さ相似たり。
そんなこんなで、久しぶりのラーメンを堪能したシノハラさんは大満足で、
再訪を心に誓いながら内子の街並みを散歩しましたとさ、どっとはらい。
posted by ジローシノハラ at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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